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記事一覧

1997年9月、高崎にて

碓氷峠廃止の年、9月。 あさまや白山の廃止を前にしたこの月に、高崎機関区を訪問する機会がありました。国鉄末期に全国から集められた機関車達で、高崎機関車館構想があった事を知る人は少ないと思います。何故高崎かというと、史実上は労働組合が絡んでいるようですが、日本の官設鉄道の電気機関車の歴史を辿ると、どうしても碓氷峠や信越本線に辿り着くからではないかと思うのです。JR化されて以降も、しばらく構想が白紙にな...

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撮影会準備 ~ワイパー変更しました~

10月14日、28日に開催予定の撮影会に備えて、本日は運転室のワイパー2本を、オリジナルWP50型アームから、強化型アームに変更いたしました。言われないと分からないレベルですけど、当会の物持ちの良さが功を奏して、何でも近づけたいとおもうわけです。作業時間約1時間でした。クハ481ボンネットの中では最もポピュラーなワイパー形状でしたが、現存車が489系を含めても4両しか居ませんで、このワイパーで展示されてる車両はあり...

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1997年9月30日

20年前、489系という系式の特急型電車を生んだ背景となった、信越本線の横川-軽井沢間、碓氷峠が廃止の日を迎えました。以後の489系は、編成美という点から金沢運転所所属車のみ4編成が残されましたが、それ以外は概ね485系と共用するという余生を送りました。クハ489-501の最終行程はどうだっかというと、福井行の「能登」で30日の朝を迎え、福井到着後に金沢へ回送されてそのまま運用終了となっています。 一番碓氷峠から影の...

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クハ489-501保存のモデル

下のリンクにもございますが、今朝の北國新聞朝刊および、ヤフーオンラインにて、クラウドファンディング募集の記事を掲載していただきました。 この場を借りましてお礼申しあげます。北國新聞朝刊記事に関連して上記リンクでも少し細かく鉄道保存の矛盾点を記載していますが、鉄道車両の保存に屋根が居るかどうかは、その保存方法如何も重要なファクターではないかと思うのです。「管理しない」「再塗装しない」「本体の保存にお...

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並びと被り、似て非なるもの

雷鳥がバンバン走っていた頃は、よく地元の線路際で雷鳥同士の並び写真を撮っていました。双方ともに走っていますので、相対速度は200キロを越えていましたが、5回に1回くらいは何とか撮る事が出来ました。 年に20回通ったとして4回。 今思えば、暇ですね…。 週末だけでしたけど。この写真はいつも下り列車をメインに撮影する小松-明峰の踏切です。 25年くらい前からずっとご用達です。最近は良くマニアの姿が見られます。...

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国鉄型ジョイフルトレイン

昨日と今日、金沢までサロンカーなにわがやって来ました。機関車牽引の客車列車が第三セクター化されて以降金沢以東へ乗り入れなくなったことから、金沢までしか走らせられないのが残念ですが、かつては東北から九州まで広く走った車両が、サロンカーなにわです。昭和58年改造ですので、既に34年を経た事になります。 その割に頑張ってます。 もう、走る国鉄客車のカテゴリーでさえ古い部類なのに、いつまで走り続けるのでしょう...

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山陰の主達

かつての京都にタイムスリップです。京都は西のボンネット型電車の基地、向日町運転所の所在地でもありますので、今も昔も、特急列車や急行列車の姿に事欠きません。特に様々な列車達が闊歩していた1990年代の京都駅は、まだ今のような複合駅ビルも無く、古都の玄関口としての趣がありました。その中でも、山陰本線ホームには常にディーゼル気動車の姿がありました。今では嵯峨野線と呼ばれていますが、国鉄時代はやはり、下関の手...

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夜の大阪駅

1990年代の大阪駅は、そこここにまだ国鉄時代の名残りを留めた風景がありました。特に、夜行列車が入線すると、ホームの雰囲気は一変したことを覚えています。 東京の上野駅地上ホームの、あの光景が、大阪駅では普段のホームで見る事が出来たわけです。485系世代の車両達は、役割を特化して設計されていましたので、同じ区間でも全くイメージは異なりました。雷鳥として、3往復が新潟行の時代、夜行でも2往復の新潟行が設定され...

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蒸気機関車のイメージについて

クハ489-501の補修事業にも絡むのですが、鉄道車両は様々な形態があり、それぞれ若干の差異が大きなイメージの変化をもたらします。現在のクハ489-501は、クハ481初期型になり、しかも昭和50年代の鹿児島車両所の、眉毛が無い姿を再現したものになっています。クラウドファンディングへのリンク賛否両論様々ありまして、それが話題を生みます。 決して悪意はありませんが、疑問を呈するにはそれなりの知識があることとお察しして...

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レトロの境目

小松には、日本屈指の自動車ミュージアム、日本自動車博物館があります。展示替えや企画展などイベントも多彩で、よくお世話になっています。スタッフの方から伺うと、「クラシックカー」の定義には、最近2種類あるとのお話を伺いました。元は、昭和40年代以前と昭和50年代以降で区切る方法で、なんだかミスタージャイアンツみたいです。近年は、昭和と平成で区切って、昭和50年代以降を「ニュークラシック」という分野にしている...

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北陸新幹線敦賀開業への危惧

5年後の開業を目指す北陸新幹線の金沢-敦賀間。 小松は金沢から1つ目の駅が設置される予定です。新幹線ネットワークの中で、東京-上野間や東京-品川間は特別として、この、金沢から敦賀までの120キロそこそこに、一体いくつ駅が出来るでしょう?答えは6。小松、加賀温泉、芦原温泉、福井、南越、そして敦賀。 約20キロに1つの間隔で駅が出来ます。他のエリアを見ると、平均で4つ、30キロ間隔程度だと思います。 異常に駅...

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眉毛なしの雰囲気

午後から開放した本日のボンネットですが、やはり航空祭が無くなり暇でした。天候はバッチリなため、4週間後となりますイベント、「九州常磐タイプのボンネット撮影会」の準備をしました。詳しくは、下のリンクをどうぞ。撮影会についても記載した記事眉毛が無くなると、国鉄末期の485系大移動という歴史的な出来事が思い出されます。「ひたち」や「有明」がイベントの目玉になるとは、小松のボンネットも思っていなかったでし...

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リターンアイテムを仕入れる。

クラウドファンディングの企画をご覧になられた方もいらっしゃると思います。今件に限らず、くらうどふぁんでぃんぐとは、「ニーズ」を把握する上で、昨今本当に様々なカタチで反映される、エコノミカルツールになりました。経済成長を促すことにも繋がる、大きな話もあれば、フリーマーケットの延長のような自作アイテムの紹介に至るものまでさまざまなのですが、クラウドファンディングという「土俵」に立つと、大小の価値感が無...

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くるまに学ぶ、でんしゃの塗装

目標金額まで、残り95万円です!!! もうちょっとです!! お願いします!ボンネット広場では、毎年何らかの形で車達とのコラボ企画をしています。今年は3月に、1967年製ダットサンの、横浜市消防団がかつて所有していたままの姿の消防車を展示させていただきました。今度は出張で、明日、9月16日、小松ドーム内にて「乗りもの動物園」というイベントがありまして、私達スタッフはそちらで様々な乗りものとのコラボをして...

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航空祭の雲行き

先週から小松の空を飛びまわっていた訓練飛行もそろそろ終わりのようです。本番の18日は、現在台風直撃の予報となっています。大変残念なことですが、今年はブルーインパルスの展示もありませんので、地上展示で我慢することになるかもしれません。といっても、この地上展示も甘くみてはいけません。飛行機にとって、最も恐ろしいのは地上の風です。墜落こそしませんが、飛行機は揚力の塊です。台風=上昇気流、しかも風速や風圧、...

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クラウドファンディング、始まります!

いよいよ、クハ489-501誕生当時の姿に戻す為、また、パテや塗装が腐食した側面のリフレッシュをするための、クラウドファンディング(ネット寄付活動)が始まります。 クラウドファンディングのページリンクただ寄付をするのにはためらいがあろうかと思います。今回は、幅広い世代にご支援をいただけますよう、スタートラインを3,000円からとしています。しかも、その3,000円でも、リターン=貰えるものが、すごいんです!!これ...

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東京新幹線VS大阪新幹線

5年後の北陸新幹線延伸に、現在石川県や福井県は、どこもかしこも建設ブームになっています。全国の大手ゼネコンがこぞって防風林みたいにコンクリートを植林しております…。この北陸新幹線、金沢開業以前からいろいろ地元のメディアとお話する機会があり、紙面や画面では公表された事実のみ粛々と補足させていただく事がありました。 その頃から良く記者やキャスターの方とオフレコでお話していたのが、「北陸新幹線は関西中心の...

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京都鉄道博物館=交通科学館+梅小路蒸気機関車館

昨日に続いて、京都へ行ったお話です。鉄道博物館には実はプレオープンで見学済みでしたので、新しい施設の中での興味は、どれだけの集客があるのか、という点でした。実際に、梅小路蒸気機関車館単独時代と今の蒸気機関庫ゾーンを見比べると、さほど変わりはありません。 お客さんの数も世代層も、殆ど梅小路時代のまま。そこへゆくと、純粋に増えているのが鉄博の新エリアの中です。小さな子ども達が大勢のスタッフに見守られて...

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梅小路蒸気機関車館へ行きました

京都駅から市バスで約10分という(徒歩10分では断じてありません)、利便性の高いところに、梅小路公園があります。今日は蒸気機関車を見に乗りに行って来ました。入場するとすぐに、C612が牽引するスチーム号が出るというので、体験乗車しました。コキ50000型の台車を使ったトロッコ風の展望客車で、子ども達だけでなく大人も沢山乗っていました。この車両の中でしか撮れなかったアングルです。ちょっとだけ、しらさぎ編成の車内...

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小松駅開業120周年記念列車

しらさぎ編成を使用した団体臨時列車が運転されたので、当会のメンバー数人も参加していました。目的地は京都鉄道博物館。 とてもベタですね。 美味しいものを食べに小浜へ行くとか、氷見へ行くとか、琵琶湖を一周するとか、ユニバーサルシティ駅まで直通するとか、せめて梅小路機関区のある留置線までは客扱いするとか、ひと工夫があると乗っていても楽しいのですが、団体列車にも関わらず、「芸が無さすぎ」、しかも片道。 こ...

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103系の役割

ボンネット特急隆盛の時代に、同時に隆盛を極めた通勤型といえば、103系でした。関西の103系は昭和56年まで増産されたので、普通に考えると489系の最終生産が昭和55年度ですから、同じ頃に全滅してもおかしくなかった筈です。でも、JR西日本は全く103系シリーズを無くそうと思っている気がしません。まだ奈良線には山手線と同じウグイス色が沢山走っていますし、播但線には哀れな更新改造で姿からは想像し難いものの、一応103系で...

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ブログドメインの変更に対応しました。

ブログに関してまだ勉強不足ですので、ご迷惑をお掛けしました。先日有料ドメインの再設定を行いまして、現在までのブログはエラー画面が出てしまいます。画像ではなくリンクURLをクリックしてお入り下さると有り難いです。また、当会ブログのトップページは、http://tc489501bonnet.blog.fc2.com/になります。こちらもブックマークして下さると、大変有難いです。写真は、特に意味はありません。 1994年8月に撮影していた、「雷...

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SLやまぐち号との出会い

石川県から山口県はかなり遠いのですが、今から20年以上前に大阪暮らしをしていた時に、SLやまぐち号に乗る機会がありました。当時はミニ周遊券やワイド周遊券が、学割を使うと3割引きで使用出来たので、今よりむしろ、鉄道は身近な存在だったのです。当時は特にやまぐち号だからと言って、指定席券を予め買う事も無く、ずっと展望車に居るのでそのまま乗車しました。車掌さんも心得ていて、車内補充券でSL料金だけ頂くルールに...

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横軽の思い出です。

初めて碓氷峠を見たのは、もう35年近く前のことで、当時小学生だった自分には、特に感慨はありませんでした。というのも、その時はまだ知識不足でしたから。 当然写真も殆ど残っておらず、ネガも紛失したようです。JRになり、平成4年ごろに再度訪れています。その時はまだ、熊ノ平信号所の旧線路跡のトンネルが封鎖されていない時で、下り線(登り坂)と上り線を歩いて渡りながら、頻繁にやって来る特急達の写真を撮りました。...

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鉄道「温故知新」 バスとトロリーバスの区別

8月30日に関電トロリーが廃止される記事についてブログを掲載しました。8月30日のブログへそのフレッシュな話題も織り交ぜつつ、昨日「勉強会」としまして、白山市と野々市市の政治家の方々15名お集まり下さった中、金沢周辺の衛星都市が抱える公共交通政策の話をさせていただきました。非公式の場で、且つ主催者が誰というわけではない、自然と集まった中でのお話ですので、当然無益、お茶1本もございませんでした。 むしろ誤解...

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ヘッドライトについて

ボンネット型特急電車は、昭和33年の「こだま型」20系から、46年の485・489系まで、13年間に渡りマイナーチェンジをしながら生産され続けました。形態として初号機のクハ26001から後期のクハ489まで現存して保存しているので、今でも色々考察が出来ます。京都鉄道博物館には、昭和35年のクハ151に準じた形態のモックアップと、昭和46年のクハ489-1の2形態があります。で、この形は何かと申しますと、キハ81型です。ディーゼル気動...

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福井県立歴史博物館に行って来ました。

今日は広場の車内開放がお休みとなりましたので、勉強を兼ねてお隣の福井歴史博物館の企画展に行って来ました。鉄道友の会の前福井支部長で平成26年9月に急逝された、田中完一さんの遺品が同博物館に寄贈され、数千点の中から200数十点を今回蔵出しするというものでした。福井県立博物館のリンクです入場料は、大人100円です。 その他の常設展を合わせてご覧いただくと、とても「昭和」な気分になります。田中さんの紹介文です。...

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おわら臨今昔

今日のお昼過ぎに、かつて向日町運転所のキハ28系を増員するために富山へ回送した時に撮影した写真とほぼ同じ場所で、サロンカーなにわを撮影しました。脚立の上段から背伸びしてもまだ背が少し足りないので、自宅に合った台をひと工夫してようやく無難に高さが合いました。大勢の鉄道マニアが見えていたと思いますが、天気が良いと逆光になるのが難点で、色々工夫が大変だったとお察しします。個人的には、こんな時は編成全部を逆...

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九州・常磐特急撮影会のお知らせです。

クハ489-501の修復をする目的で、今年もクラウドファンディングを実施予定です。9月14日から10月31日までの予定で、小松市からの補助金も活用させていただいて、側面補修と劣化した雨樋の取替、そしてクハ489-501の登場時(新製時)の先頭形状を余すところなく復元するため、100万円を目標に寄付金を募らせていただきます。このプロジェクト実施期間中の協賛イベントといたしまして、参加型寄付金イベントを下の通り企画いたしまし...

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サロンカーなにわがやってきます。

金沢までとなった北陸本線ではありますが、まだ客車列車が走っています。毎年恒例になっている旅行会社の企画で、サロンカーなにわです。昭和58年改造ですから、既に34年も経ったレトロ客車で、当時流行りだった、「欧風客車」というジャンルになります。小松駅には13:20すぎに通過するそうですので、楽しみですね。この列車は、北陸にも多くの機関車がエスコートしています。特に良いのは、DD51型やDE10型などのディーゼル機関車...

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